前回に引き続き、インテリアの床材の選び方 フローリングについてのお話しです。
今日は複合フローリングについて説明していきます。
複合フローリングとは、基材(合板、集成材、単板積層材など)の表面に"化粧材"を張り合わせたものです。
(イメージでいうと板にシートを貼ったような感じです。)
"化粧材"には本物の木を薄くスライスしたもの(突き板)や、人工的に作った木目を印刷したもの(化粧シート)などがあります。
色味、柄のバリエーションは様々あるので見た目においてデザインの幅が広がります。
各性能に優れる床材
複合フローリングは、無垢フローリングに比べて、傷や凹みがつきにくく耐久性に優れていて、さらに防音加工が施されています。
また、耐水性能も備えるので水に強く、水をこぼした場合でも染み込まずに拭き取りやすくなっています。
いまや一般的な住宅(戸建、マンション)では、複合フローリングが主流となっていて、
みなさんが住んでいる家の床も複合フローリングが多いのではないでしょうか。
最近では住宅リノベーションが数多く行われています。
その際に既存の床に重ねて貼る事が可能な施工がしやすいリフォーム専用のフローリングなどもあります。
また、無垢フローリングに比べて安価であり、反りが少なく施工がしやすいなどのメリットがあります。
複合フローリングは、人間の生活を考えて人工的に作られている為、使いやすく各性能に優れています。
前回紹介した無垢材と比べてみると…
無垢フローリングには本物の木を床に貼ることができ、自然の温かみを感じることができるというメリットがあります。
また、複合フローリングはメンテナンスがしやすく、各性能を備えているというメリットがあります。
両者とも素晴らしい床材ですが、個人的には木が好きなので本物を使いたいというこだわりから断然無垢フローリングを選んでしまいます…。笑
フローリングは一度選んでしまうと長く使用するものなので、しっかりと選定することをお勧めします。
様々なメーカーから数え切れない程の商品が出ている為、どれを選べばいいのか分からない…と迷った時には、
あなたのライフスタイルにあったフローリングをご提案させていただきます。